狭山茶の特徴はその味の濃さ 〜味の狭山茶と狭山火入れ〜
お茶の木はもともと温かい地域の植物です。埼玉県の気候は茶の木にとっては大変に寒く、そのため葉肉が厚くなり、味が濃くなるとされています。
狭山茶には、旨味成分の「アミノ酸」の他に、苦味・渋み成分である「カフェイン」や「カテキン」が多く含まれ、これらがコクのある味を生み出しているのです。
狭山茶には、旨味成分の「アミノ酸」の他に、苦味・渋み成分である「カフェイン」や「カテキン」が多く含まれ、これらがコクのある味を生み出しているのです。
お茶を出荷する前に、お茶に加熱し、乾燥させると共に独特の香気が出るように加熱する工程を「火入れ」といいます。狭山火入れとは、甘栗のような甘く香ばしい香りと口に含んだときに苦味ではなく甘みを感じさせる方法で、比較的高い温度でお茶に加熱しするところに特徴があります。
茶葉のもつ味の濃さ、狭山火入れによる独特の火香が「味」の源です。